これからハムスターをお迎えしようと思っている方へ、
Putit Angekimiyoさんが作成された文章をココで紹介したいと思います。

1人でも多くの方がこれを読んでくださり、1匹でも多くのハムスターが幸せな毎日を送ってくれることを願います。 


■■■これからハムスターを迎えようとされている方へ■■■

ハムスターを迎える動機はなんでしょうか?

「かわいいから」
「鳴かないから」
「世話が簡単だって聞いたから」

ハムスターを飼う動機は人それぞれです。
かく言う私も別に持っているあみぐるみサイトでリクエストとして
「ジャンガリアンハムスターを作って欲しい」と言われ
それまで、ハムスターのことなど知らなかったので
ハムスターのブログめぐりをするうちにその魅了にハマってしまい
自分の生活スタイルと環境など、熟考した上で迎えました。

別に上記の理由が悪いと言っているのではありません。

もし、もし、このサイトを見て初めてハムスターを飼ってみたくなった方に
迎えるにあたってご自分の環境などよく考えて、正しい知識を得た上で
ハムちゃんとの楽しい日々を過ごして欲しいと思っています。
ハムスターの幸せな日々を願って。



◆飼育書は必ず一冊は手元に置いておいてください
 
  便利な時代ですから、ネットで情報を得る事も可能ですが
  ハムスターを迎えるにあたっての基本的なことや病気のことなど
  基本中の基本を理解するには必要です。

  図書館などでも借りることはできますが、古い本などでは
  今では考えられないようなことも書いてあります。
  なるべく新しい本を選び、漫画やイラストばかりのものも避けてください。

  
  
◆ハムスターは噛みます

   ゴールデンハムスターは噛まない子がほとんどですが
   何かに集中していて邪魔されたときなど、噛むことはあります。
   
   私は他にジャンガリアンしか飼ったことがないですが、慣れてくれるまで、相当噛まれました。
   個体差があるので即日から慣れてくれるハムちゃんもいるようですが
   私の場合は毎日、流血の日々でした。
   しかし、根気強く「怖くないよ」と世話して3ヶ月後噛まなくなり
   今ではすっかり慣れハムです。

   
   ハムスターは怖がりなのです。恐怖心から怖くて噛むのです。
   噛むからと言って、どうか捨てないでください。
   ほったらかしにしないでください。
   可愛がってあげれば、きっと慣れてくれると思います。

   私は毎日噛まれても素手でお世話をしていましたが
   それをおすすめしません。
   アナフラキシーショックのことがあるからです。
   このアナフラキシーショックについてはまれですが
   アレルギーをお持ちの場合は起こる可能性が高くなります。
   最悪の場合死に至るアレルギーです。
   
   お迎えする前に家族の方にアレルギーがないか、再確認してください。
           
   

◆病気になったら病院に連れて行けますか?

   ハムスターはペットショップなどでは安価で売られています。
   しかし、ハムスターも1つの命です。
   販売価格=命の重さではありません。

   苦しんでるハムスターを前に、何もせず死んだらまた次を飼えばいいなんて
   そんな飼い主にならないでください。

   病院に行くとお金がかかります。
   うちはゴールデンが軟便なので毎週のように通っていますが
   1回の検便で500~1000円。薬が1000円でした。
   腫瘍などの手術になれば数万円のお金が必要になります。
   あなたがもし、そのお金が払えないようなら飼うのは止めてください。
   
   未成年の場合、本人は連れて行きたいと願っても
   親が連れて行ってくれないという事例を聞きます。
   あなたが未成年の場合、親御さんはハムスターが病気になったら
   病院に連れて行ってくれると約束してくれますか?
  
   ハムスターは病気を隠す動物で、傷やケガをしていても普段と同じように振舞います。
   そういうとき気づいてあげられるのは飼い主さんだけです。
   どうか、苦しんでいる子を見捨てないでください。

   
   
   動物病院でもハムスターを診てくれない病院もあります。
   お住まいのお近くにハムスターを診てくれる病院はありますか?
   お迎えする前に動物病院などに問い合わせて探しておきましょう。
   


◆お部屋の温度管理をしてください

   ハムスターは暑さ、寒さに弱い動物です。もともと砂漠地帯にいた動物ですので
   日本のそのままの温度・湿度では暮らしにくいのです。
   なので、夏には涼しく、冬には暖かくしてあげる必要があります。

   悲しい話ですが、冬にハムスターを玄関先に置いていて
   朝になったら硬くなって死んでいたなんて話をきたことがあります。
   
   野生のハムスターには冬眠する習性がありますが
   ペットとして飼われているハムスターには冬眠は死を意味します。
   日光浴なども必要ありません。
   直射日光にあてると、身体の小さいハムスターは短時間で熱射病を起こし
   死んでしまいます。
   あなたのおうちは温度管理ができる環境にありますか?

  
◆ハムスターのえさはペレットが基本です

   ハムスターのえさはひまわりの種だけではありません。
   ひまわりはあくまで嗜好品であり、人間で言うケーキやステーキなのです。
   
   ひまわりの種を与え続けると肥満になり、栄養も偏ってしまうため
   疾患が出てくる可能性が高いです。
   ハムスターを病気にさせないためにもえさはハムスター用のペレットを与えてください。

   ハムスターは雑食ですので何でも食べます。
   自分で食べていいもの、悪いものの判断はできません。
   人間の食べるようなものも与えれば食べます。
   しかし、人間の食べる(パンやまんじゅうなどの)加工食品は食塩や糖分が多く
   決してハムスターが食べてよいものだとは思いません。
   肥満になるばかりか、病気になる可能性もあります。

   その他にもハムスターにはあげてはいけないものもあるので
   しっかり勉強してからあげてください。
   
   
◆毎日、お世話をしてあげてください

   ハムスターの食事の世話やトイレ材の交換、水の交換
   糞の処理など毎日のお世話が必要になります。
 
   もし、数日家をあける場合は家族に頼めますか?
   または、どこかで預かってもらうことはできますか?
   頼める友人・知人がいない場合はペットシッターに頼むという手もあります。

   劣悪な環境で飼っていると病気になります。
   また、毎日世話することで少しの変化にも気づいてあげられるでしょう。
   ハムスターはとてもきれい好きなので、清潔に保つようにしてください。
   
   
◆ハムスターは単独飼いが基本です

   ハムスターは縄張り意識が強い動物です。
   なので、繁殖以外の目的で同居させるのはやめましょう。
   特に異性の場合はものすごい勢いで子供が増えます。
   それらを全部責任を持って飼えないようなら別居させてください。

   飼育書では多頭飼いできる種類として、ロボロフスキーやジャンガリアンをあげています。
   確かに、ロボロフスキーなどは多頭飼いできる場合もありますが
   それは小さなときから一緒に同居していて、相性のよいハムスターの場合です。
   
   「初めは仲がよかったのにケンカするようになったけど
    別居させた方いいの?」

   そんな質問をよく見かけます。
   即刻別居させて下さい。
   翌日見たら血だらけで死んでいたなんていう悲しい話を聞くと心が痛みます。

       

◆ハムスターのしつけについて
   

   ハムスターは犬や猫とは違います。
   トイレなどは覚える子もいますが、なかなか覚えない子もいます。

   噛みグセが治らない
   手に乗ってきてくれない
   トイレを覚えない

   ハムスターに怒鳴ってみても怖がらせるだけです。
   個体差があるので、飼育書に慣れやすいと書いてあっても
   いつもでも慣れてくれない子もいるのです。

   その子の個性だと考えて無理強いすることだけは止めてください。
   ゆっくり気長にハムちゃんのペースに合わせてお世話をしてあげてください。

  
◆最後に・・・。

   決して偉そうなことを言うつもりはありません。
   私もハムスターを飼育しだしてそれほど経験があるわけではなく
   本やネット、他のハム飼いさんに教えてもらいながら日々勉強中なのです。

   しかし、ハムスターを飼育していくために守らなければいけないこと 
   気をつけなければならないことを初心者の私でも知ってるようなことなのに
   平気で犯してしまう人がいるのです。

   始めに書きましたが、私はハム飼いさんのブログめぐりが
   ハムスターをお迎えした動機でした。
   ですので、ハムスターを紹介している限りある程度の責任があるのでは?と考えました。
   このサイトを見てハムスターを飼おうと思った方が
   ハムスターについての基本的な心構えを知らずに迎えてしまうのは本望ではないのです。

   ハムスターはとても小さく、弱く、何とも愛らしい動物です。
   一緒に生活することで、幸せをわけてもらっています。

   何も考えずに飼ってしまった方でも今から勉強すればいいと思います。
   わかったつもりでいたけれど、実は間違っていたという人でも
   すぐに改めればいいと思います。
   そいういう私も間違った方法で飼育している可能性もあるのですから。

   ハムスターの幸せと飼い主さんの喜びのために
   そして1匹でも多くのハムスターが健やかに育てられますように。